初めて雇用した社員が退職するとき(事務所ブログ)
先日、法人設立以来初めて雇用した社員が出産、県外へ転居されるため退職した。我々法人にとって、人を雇う経験が初めてだったこと、法人設立当初から社会保険労務士の星野と岩田の二人で始めた当初から首が回らない位の忙しさで仕事を手伝ってくれる人は女神のように思えた(当時2019年は人手不足だった)。
顧問先の社長達には人事労務の法律的こと、採用から研修、人事制度のことをご指導させて頂く立場ではあるが、いざ長岡ハローワークに求人を出してみても全く応募の電話がならない日々に、このままだと星野先生が過労死するのではないかと思ったほどピンチ状態。求人票の文章や労働条件を試行錯誤して、何度掲載をし直してもらったことか・・・。必要社労士という職業自体が世間一般から言ってマイナーであることは承知ではあったが、簡単には人(良い人材)を採用することの難しさも知ることになった。
初めて採用した社員が家庭の都合で職場を離れることになってしまって、いつもいる人がいなくなるのは経営者としては淋しいものなんだと感じた。いつまでも初心を忘れることなく、奢ることなく、社員が法人のために働いてくれるから、法人が運営できているという感謝の気持ちを忘れずにいたいとセンチメンタルな気分になる最終日だった。
長岡市のSHSの家具屋の3階にあるイタリアンレストランにてランチ送別会。まるで高級リゾートを思わせる記念写真撮影↓
by 特定社会保険労務士 岩田